50代のスキンケアは、「たるみ」と「シミ」をどう解消するか

50代以上

50代は、たるみの原因の重力との対決 いよいよ本番です。

50代になるとフェイスラインがすっきりしない、目尻や口角が下がってくるなど、たるみについての悩みが増えてきます。

加齢で重力に負けてしまうというのもありますが、長引くマスク生活によって、顔を動かす機会が極端に減り、表情筋が凝り固まったり老廃物が溜まるなど、たるみリスクは高まる一方です。

一旦たるみ始めると、顔が大きく育って、老け見えの原因にもなります。

肌のたるみには、3つの原因があります。
◆乾燥によるたるみ
最初に起こりやすく、潤いを抱え込めない肌が、弾力が無くなって肌全体が萎んでいきます。ピンと張ることができないので、影ができたりフェイスラインがガタガタになってきます。
目の下に影が入り、あごのラインもぼんやりをとなります。化粧水や美容液の浸透が悪く、肌が乾きやすい肌です。

◆表情によるたるみ
おこもり生活のせいで、おしゃべりしたり笑ったりすることが少なくなることで、口角が下がり、笑顔が作りづらくなります。目が以前より開きにくくなったり、ほうれい線も目立ってきます。
首、頭、肩のコリがひどく、コリによって、下方向に引っ張られてたるみがちになります。

◆むくみ由来のたるみ
運動不足などによる全身の代謝が下がり、顔も脂肪や老廃物など余分なものが排出できずに溜まっている状態です。頬やあご周りの肉が重量化し、その重みに負けて本格的にたるみが発生します。
乾燥による、たるみの人は、保湿を、表情によるたるみの人は、顔のマッサージやシートマスクを使うと良いです。むくみによるたるみの人は、できるかぎりお風呂にゆっくり使って血流を良くすることと運動です。さらに腸活サプリなどで、老廃物をすっきりさせることも効果的です。

毎日のスキンケア時に同時にリフトアップできる方法があればいいと思いませんか。

顔全体のむくみを取るには、脇の下から鎖骨、耳の下(首筋)をほぐし、むくみの原因となっている水分を流しやすくしておくことが重要です。同時にリンパの流れも良くします。

むくみの原因となっている水分を流してあげた後には、たっぷりと化粧水を含ませたコットンで、首筋、フェイスライン、頬、こめかみと下から上へと軽いいタッチでたたき上げるようにしっかりパッティングをしていきます。

この時、注意しなくてはならないのは、たたき下げるような動きをしてはダメです、「下から上に」が基本です。

こめかみへと上がりきったら、今度は、あご先からフェイスラインを経由して、耳の後ろまでをスッと引き上げるようにし、そこから首筋をなでおろしていきます。

これで化粧水を肌に与えつつ、顔のむくみを取ることができます。

化粧水の成分には、セラミド、レシチン、ヒアルロン酸などの高保湿成分のものを選ぶと良いと思います。

50代は、体の機能が衰えるので、細胞から元気になること、変化に気づいたらすぐ元に戻す努力が大切です。運動も体に負担がなく続けられることを細く長く。

年代を問わず、乾燥は絶対に避けたいです。

リフトアップはこれでは終わりません。化粧水の後、美容液、乳液、クリームなどを塗った後は、再度リンパを流していきます。人差し指と中指を使い、あまり力を入れすぎず、フェイスラインの骨を軽くはさみながら、あご先から耳に向かって引きあげます。

これをスキンケアの時にちょっとプラスして行うだけで、肌のリフトアップ効果が期待できます。

若々しい印象を引き出すのであれば、リキッドファンデーションが断然おすすめです。保湿力も高く自然のツヤとリフトアップ感を出すことができます。

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肌の3つの老化現象をご存知ですか。

肌の3つの老化現象とは「シワ」「シミ」「くすみ」と言われています。
シワは、コラーゲンの減少による弾力の低下、シミはメラニンの増加によるもの、くすみはターンオーバー(新陳代謝)の低下によるものです。
無数のスキンケア商品が売られていますが、スキンケア商品を選ぶときに、成分としては、これら3つをカバーするものが含まれていればOKっだと思います。
コラーゲンを増やすもの、メラニンを抑えるもの、ターンオーバーを高めるものの3種類です。

50代になるとシミがあるのは当たり前

50代になるとシミがあるのは、当然だと思ってください。いくらスキンケアをしっかりとやっていても、年齢には勝てません。

これ以上シミを増やさないためにも肌のターンオーバーを整えるスキンケアが効果があります。

肌のターンオーバーとは

肌は大きくわけて真皮、その上に表皮と呼ばれる部分があります。表皮は内側から、基底層、有棘層、顆粒層、角質層というように重なっていて、基底層で作られた基底細胞が分裂しながら、有棘細胞、顆粒細胞、角質細胞というように順に形や構造を変化させて肌表面へと押し上げられていき、最後には垢としてはがれ落ちます。この肌の生まれ変わりをターンオーバーといい、そのリズムが正常であれば角質は一定の厚さをキープできるのです。

このターンオーバーは、年齢によって多少は変わりますが、約6週間で肌が生まれ変わるというのが一般的に言われています。

しかし生活環境や生活のリズムによって、このターンオーバの周期が狂うことがあります。そうなると角質が厚くなったり薄くなったります。

ターンオーバーは狂うことによって、排出されるはずのメラニンも肌に留まってしまい、これがくすみやシミの原因となるのです。

ターンオーバーがしっかりできていると、肌が明るく、透明感のある肌になります。

肌のターンオーバーを整えるには、角質のケアとビタミンの摂取です。

しっかりとターンオーバーを整えることで、古い角質がとて、透明感のある新しい肌へと移り変わります。

シミが薄い人、濃い人は、今までのスキンケアによってかなり差が出てくるのも50代のシミの特徴ですね。

できてしまったシミは、1日、2日では消えません。どうしてもシミを消さなければならない時には、隠すしかありません。

そんな時は、そのシミをどうやって隠すかがポイントになります。

■そのシミをどうやって隠すのかそのポイントは

・コンシーラーは肌より少し暗めの色を選ぶ

明るめのコンシーラーを使っている人は多いと思いますが、
肌と同じ色だと、どうしてもシミが透けて見えてしまいます。シミを見えなくするためには、自分の肌よりは少し濃いめ(暗め)を選べば良しです。

・シミの大きさだけ、ピンポイントに塗る

シミよりも広く塗りすぎると、シミがないところとの差が生まれてしまいます。ついつい、広げて使いがちなコンシーラですが、広げすぎず、指で輪郭を軽くぼかすことで目立たなくなります。濃いシミには、コンシーラーとパウダーファンデーションを何層にも重ね塗りすることで、しっかりカバーすることができます。

肌作りには力を入れたい50代ですが、まだまだ忙しい年代「忙しくてベースメークをじっくりする時間がない」という方には、BBクリームがおすすめです。

BBクリームは1本で、保湿、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、紫外線も防いでくれるオールインワンです。時間をかけずにサッと肌悩みをカバーし、しかもナチュラルに仕上がる上に、厚塗り感がなく肌に適度なツヤを与えてくれます。

たるみとシミのその他の対策としては、肌状態に合わせた化粧品を使うことと、保湿をしっかりと行い、そのうえで抗酸化作用のあるものを基本ケアにとり入れることです。肌組織をしっかりとケアし、再生を促してくれるアイテム&成分をプラスしてみましょう。

肌のターンオーバーを妨げる新陳代謝の低下には、十分に注意し、食生活や睡眠の時間に気を配るなど、スキンケアと生活スタイルの両面で対策を行うことで、いつまでも若々しい肌を保つことができます。

50代といってもまだまだこれからです。

50代は内面がよりあらわれてくる年代です。年相応のシワが増えるのであれば、日々のささやかな幸せを大切にしながら、笑いジワを増やせればいいですね。

 

 

 

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