【新説】洗顔・化粧水・美容液・保湿クリームの役割

20代以下

今更ですが、スキンケアアイテムの役割を考えたことがりますか?

毎日ルーティーン作業(お決まり作業)としてスキンケアを行っていませんか。そんなルーティーンの作業ですが、改めて洗顔・化粧水・美容液・保湿(乳液・クリーム)の役割を考えてみてはいかがでしょう。

ひょっとして、今までの考えが「勘違い」という事もあるかもしれません。

■簡単に役割を一言でいえば
  • 洗顔⇒洗う
  • 化粧水⇒整える
  • 美容液⇒栄養を与える
  • 保湿(乳液・クリーム)⇒潤い

となるのではないでしょうか

これをもっと深く掘り下げてそれぞれの役割を見ていきましょう。

◆洗顔
洗顔と言っても、『クレンジング』と『洗顔』の2通りあります。

クレンジングとは「メイクなどの脂汚れや、毛穴に詰まった汚れである角栓、黒ずみなどを落とすものです。

メイクを落とすだけが、クレンジングではなく、角栓や黒ずみまでも落とすのがクレンジングです。

これに対して、洗顔とは、肌に必要がなくなった角層や余分な皮脂、汗、ホコリなど表面についたものを落とします。

クレンジングは「油性」洗顔は「水性」と考えても良いと思います。

最近では、クレンジングと洗顔が一緒にできるオールインワンの洗顔もありますので、時間に余裕がない人や、めんどくさがりの方には、2度洗い無しの洗顔を使うと良いと思います。

しかし、油性と水性では、成分が全く逆のものなので、クレンジング+洗顔のダブル洗顔は、是非おすすめしたいところです。

軽くメイクした日は、洗顔だけでも大丈夫と思っていませんか。どんなに薄いメイクや日焼け止めでもこれらは、クレンジングでしか落とすことができません。特に日焼け止めはしっかりと肌に塗り込むので、クレンジングが必須なのです。

美肌のカギは、「ダブル洗顔」です。

洗顔の役割は、肌を基本の状態にしてあげることです。

何もつけていない状態の「素」の状態に戻してあげればそれで洗顔の役割は終了です。

◆化粧水

化粧水は、洗顔で失われた水分を補給してあげる役割があり、肌を整えてあげます。

洗顔によって、油分も水分も全て失った「素」の状態です。

汚れもないので、この時点では、毛穴もきれいです。

まずは失った水分を補給してあげる役割が化粧水なのです。

実は、化粧水にはもうひとつ大きな役割があります。

それは次に控えている美容液をより浸透させるための準備をするための役割です。

化粧水が、肌の奥まで浸透することで、次の美容液の浸透率を上げることができるのです。

美容液を塗るのであれば、できるだけ肌の奥まで届けたいと思いませんか。そのためにも化粧水は必要なのです。

化粧水の役割は、肌に水分を与えることと肌を柔らかくして、化粧水後に使用する美容液や乳液の浸透を助けてあげることなのです。

種類もたくさんある化粧水ですが、自分に合った化粧水を選ぶことがすごく大切になります。

◆美容液

スキンケアで最も重要なのが、この美容液ではないでしょうか。価格もピンキリです。

良いものは、使った翌日からその良さを実感できるほどです。

美容液は、保湿・美白・シワ対策などの目的に合わせることも重要なのです。

成分も保湿ならセラミド美白や若返りならばビタミンC、しわ対策ならヒト幹細胞培養液など、様々です。

どれも効果のある成分ばかりなので、ついつい欲張ってしまいます。

年齢によっても使い分けることが大切なので、「20代の頃からずっと同じ美容液を使っています」という方は、一度見直した方が良いですよ。

洗顔やクレンジングであれば、親子で同じものを使う事ができるでしょうが、美容液はそういう訳にはいかないのです。

年齢と目的に合わせた有効成分を含んだ美容液を選びましょう。

美容液の役割は、個人の悩みを解決してくれる重要なスキンケアです。

基本は、化粧水の後に使用することが普通です。

◆保湿(乳液・クリーム)

洗顔で失われた、水分と油分を化粧水と美容液で十分に補った後は、バランスの良い状態を保たなければなりません。

そのバランスを保つために、保湿(乳液・クリーム)を仕上げで使ってください。

保湿(乳液・クリーム)には、油分と水分がバランスよく含まれています。美容液を使わない人も、保湿(乳液・クリーム)を使えば何とかなります。

もし保湿(乳液・クリーム)を行わなければどうなると思いますか。

せっかく使った化粧水や美容液の成分が肌表面から、蒸発して失われていくんです。
これはすごくもったいない事なんです。

化粧水や美容液にお金をかけて、高価な商品を購入しても、最終的に保湿(乳液・クリーム)を行わなければ全て、蒸発してしまうのです。

保湿(乳液・クリーム)の役割は、化粧水、美容液の成分が蒸発しないように蓋をする役目もあるんです。(これ重要なんです)

それぞれの役割がわかってくれたと思います。

それぞれの役割が全く違うので、スキンケアにおいては、全てをしっかりと行うことが重要です。

化粧水・美容液・保湿について、年齢によって変えることや、季節に合わせたスキンケアを行うのもポイントです。

若い時と年齢を重ねてからでは、水分量も油分量もずいぶんと変わってきます。

洗顔後、化粧水、美容液、乳液(クリーム)はしっかり丁寧に

洗顔後、化粧水、美容液、乳液(クリーム)と順番に肌の上に重ねていくと思いますが、ひとつひとつを丁寧に馴染ませていかないとその効果は半減してしまいます。
特に朝は、時間がないので、化粧水から下地まで一気に短時間でどんどんと重ね付けをしていませんか。

スキンケアは、ワンステップごとに肌に馴染ませることが大切です、化粧水がびしょびしょに残ったままの肌では、美容液が入っていくことができません。乳液やクリームもズルズルと上滑りして留まりません。こんな状態でメークをしたらムラやスジだらけになります。肌とメークかピタッと密着して一体化していないので、化粧崩れも早まってしまいます。
スキンケアの効果を最大限に引き出し化粧崩れをしないベースメークを作りたいのであれば、ワンステップごとにきちんと行うことです。

 

 

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